飛鳥IIはマダガスカルの東側を走っています。浅井船長の朝の船内放送で、マダガスカルについての説明がありました。フランスの植民地であったが1960年に独立した。アフリカに近いが、住民はアジア系主としてマレー系が多い。島影が見えるということでしたが、雲が多くてなかなか見えません。南緯25度前後を西南西に進んでいますが、海は小さなうねりが続いて、小さく揺れています。 船内放送で「左舷に竜巻が見えます」ということで、急いで撮影した写真です。「イルカが見えます」との放送もありましたが、こちらはやや遠くて絵になるような写真は撮れませんでした。 「木工教室」が開催されました。この教室は有料ですが20名ほどの人が参加しています。皆さん糸鋸などを扱いもくもくと作業を進めています。飛鳥IIにはいろいろな教室があるものだとおどろきます。 喜望峰を目指して走っている舳先に夕焼けがきれいに見えました。
著者紹介 水島 和實 東北大学卒業。会社員を定年退職後に写真を撮り始め、桜、紅葉、滝などの風景を中心に撮影。2002年世界一周クルーズ、2003年アジアグランドクルーズ、2004年ハワイ・アラスカグランドクルーズ、2005年オセアニアグランドクルーズ、2006年アジアグランドクルーズ、2007年オセアニアグランドクルーズ、2008年世界一周クルーズ、2010年アジアグランドクルーズに「飛鳥II」写真教室講師として乗船。 本フォトエッセイの連載は今回で7回目となる。 ■写真集/ ■その他/ 「滝 永遠との出会い」 「ワンダーフォト」主催 ラビー八重洲写真教室講師