ケープタウン入港を明日に控えて、午前10時に乗組員の避難訓練が行われました。 講演はフォトグラファー桜木奈央子さんがウガンダ北部を訪れ、撮影をしながら、NGOのコーディネイターとして活動した体験が中心でした。部族間の戦争が激しく、子供たちが犠牲になるのを見ていられず、NGO法人を立ち上げる決意をしていく過程が写真を交えて語られました。 どんなに厳しい状況の中でも、子供たちは明るく生きているという話が印象的でした。桜木さんの活動が認められ、国王に面談できたということはウガンダの中で、若い日本女性の活動が目立ったのでしょう。
著者紹介 水島 和實 東北大学卒業。会社員を定年退職後に写真を撮り始め、桜、紅葉、滝などの風景を中心に撮影。2002年世界一周クルーズ、2003年アジアグランドクルーズ、2004年ハワイ・アラスカグランドクルーズ、2005年オセアニアグランドクルーズ、2006年アジアグランドクルーズ、2007年オセアニアグランドクルーズ、2008年世界一周クルーズ、2010年アジアグランドクルーズに「飛鳥II」写真教室講師として乗船。 本フォトエッセイの連載は今回で7回目となる。 ■写真集/ ■その他/ 「滝 永遠との出会い」 「ワンダーフォト」主催 ラビー八重洲写真教室講師