テーブルマウンテンは、雲をまといながらも堂々と街や港を睥睨(へいげい)しています。強い向かい風と現地港湾の都合により、2時間遅れで入港しましたが、午前出発のツアーは午後出発と調整して、全コース予定どおり催行しました。 ボルダース・ビーチのペンギンは1982年頃から観測され、その後15年で20000羽以上に増えたそうです。現在は3000-4000羽生息しています。木造の遊歩道が設置されていて、近くから見ることが可能です。群れをなして休息しているもの、数羽で波打ち際を散歩するもの、一羽で行動するものと、さまざまな動作をするのが面白く、可愛くもあります。
著者紹介 水島 和實 東北大学卒業。会社員を定年退職後に写真を撮り始め、桜、紅葉、滝などの風景を中心に撮影。2002年世界一周クルーズ、2003年アジアグランドクルーズ、2004年ハワイ・アラスカグランドクルーズ、2005年オセアニアグランドクルーズ、2006年アジアグランドクルーズ、2007年オセアニアグランドクルーズ、2008年世界一周クルーズ、2010年アジアグランドクルーズに「飛鳥II」写真教室講師として乗船。 本フォトエッセイの連載は今回で7回目となる。 ■写真集/ ■その他/ 「滝 永遠との出会い」 「ワンダーフォト」主催 ラビー八重洲写真教室講師