ナミビアのウォルビスベイは、周囲を砂漠に囲まれた港町です。入港時にはクレーンと低い家並みの奥に砂漠が見えます。ナミビア第二の都市、スワコプムンドの外港としてのウォルビスベイは、貨物の集積地としての役割が大きい街です。広いコンテナヤードも広がっています。 バスで30分ほど走るとスワコプムンドに着きました。街には大きなビルはなく、広い道路が碁盤目に走っています。その中で、写真の商店街は一番新しい洒落た一角でした。ドイツの植民地でもありましたので、ハンザホテルなど当時の建物がいくつか残っています。 椰子並木の中にあるピーチパラソルの中で白人の観光客が休んでいますが、すぐ近くの路上では木彫りの手工芸品を売っているという光景が見られます。
著者紹介 水島 和實 東北大学卒業。会社員を定年退職後に写真を撮り始め、桜、紅葉、滝などの風景を中心に撮影。2002年世界一周クルーズ、2003年アジアグランドクルーズ、2004年ハワイ・アラスカグランドクルーズ、2005年オセアニアグランドクルーズ、2006年アジアグランドクルーズ、2007年オセアニアグランドクルーズ、2008年世界一周クルーズ、2010年アジアグランドクルーズに「飛鳥II」写真教室講師として乗船。 本フォトエッセイの連載は今回で7回目となる。 ■写真集/ ■その他/ 「滝 永遠との出会い」 「ワンダーフォト」主催 ラビー八重洲写真教室講師