フォトエッセイ

Cruise:南極・南米ワールドクルーズ2015-2016(100)

デッキから見る風景は

緯度:S 23度 32分

経度:W 163度 59分

天気:曇り

気温:26.0度

速度:13.5ノット


海域:南太平洋

寄港地:終日航海日

オークランドを出て4日目の終日航海日。曇りがちではあるものの、白く柔らかな光に包まれた大海原を順調に東北東へと進んでいます。新たな講演者やエンターテイナーも多数乗船し、船内はふたたび賑やかな雰囲気になってきました。14時からは、脚本家の一色伸幸先生(写真左下)の講演がありました。
演題は「旅行記・自分史・エッセイを書こう」。正解がひとつに定まることのない文章の世界だけに、お話は大いに参考になりました。短く短く、読む人の身になって。ドラマも見る側は感情を動かして欲しいと思っている。日本語は五月雨、ぼたん雪、細雪など降ってくるものに敏感な言語、等々……。
お手本として披露してくれた文章は、雨に濡れつつ携帯電話で家族と連絡を取る外国人クルーたちを描いた内容で、一流の方の視点は違うなあと感嘆しきり。そんなことを考えながら夕暮れ時にデッキに出ると、写真の通り、曇り空が一瞬にしてえも言われぬ色合いに! 船旅って、見るものすべてが素敵な題材になりますね。

著者紹介

高橋 敦史

旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。国内温泉旅行から海外のバックパッカー旅行、リゾート、豪華客船などまで経験豊富。写真雑誌『デジタル写真生活』元編集長であり、同誌ではディレクションから撮影・執筆も担当、平易な解説で支持を得る。現在では機内誌や旅行雑誌での海外ルポや編集長業を中心に活動し、温泉宿や旅先写真術、エッセイなどの連載も。また、クルーズ写真家として雑誌『Cruise Traveller』『クルーズ』などへ寄稿、ナショナルジオグラフィック単行本『世界の船旅』に写真提供。2014年ワールドクルーズより飛鳥IIの写真教室講師を務め、以後毎年ロングクルーズに乗船している。
上智大学文学部新聞学科卒、1972 年東京都生まれ。

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