フォトエッセイ

Cruise:2019年アジアグランドクルーズ(16)

出会い多き日

緯度:N 27度 1分

経度:E 124度 8分

天気:晴れ

気温:23.0度

速度:18.2ノット


海域:東シナ海

寄港地:終日航海日

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本クルーズ初めてのフォーマルナイトを終えて船内生活も徐々に落ち着きを見せ始めたこの日の午後、新たな旅仲間を作るための交流の場が各所で持たれました。午後のはじめには県人会、そして夕方には初乗船者パーティー。飛鳥IIでの出会いは一生モノとなることも少なくありません。今日もまたこうしたイベントがきっかけとなり芽生えた仲があったのではないでしょうか。

そして夜には立川談四楼師匠・只四楼さんの寄席を開催。「飛鳥IIのお客様は日本全国からお集まりなさっているということで」と談四楼師匠が披露したのは、上方を代表する落語家・桂米朝師匠原作の「一文笛」の舞台を大阪から江戸に移したいわばリメイク版。妙味のある語り口にすっと引き込まれ、東シナ海の洋上にいることを一時忘れてしまいそうになりました。

今日は前線の影響で風が強まり、プロムナードデッキは終日クローズに。見るべき景色にはなかなか出会えない一日でしたが、せめてもと眺めた航路図には最終寄港地である台湾の基隆が付近に映し出されていました。曇り空でその姿こそ見えませんが、霞がかった水平線の向こうにはアジアの国々がもうすぐそこまで迫っているようです。

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著者紹介

永島 岳志

1980年、埼玉県生まれ。システム開発会社勤務後、アジア放浪を経て写真雑誌の編集者へ転身。「旅写真」「デジタル写真生活」の編集に携わる。その後、アジア~ヨーロッパ~アフリカ大陸のパックパッカー周遊、北米大陸自転車横断を経て帰国。現在はフリーランスとして旅や写真、カフェ雑誌などの分野を中心に活動中。

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