横浜を出港してから早一週間。今日は朝から青空が広がっていました。プールサイドですれ違ったお客様同士が交わす「今日は暑いですねえ」という会話もどこか嬉しそうで、東南アジアへ向かっていることを感じさせてくれました。夕日も見事なもので、辺りの空を赤く染め上げながら船首右舷側の海に沈む太陽を存分に見届けることができました。
船内ではさまざまなアクティビティーが催され、筆者の写真教室も無事初回を迎えられました。緊張した気持ちを和らげようと向かったパームコートでは、ちょうど日本茶と和菓子のティータイムが開催中。今後もさまざまなアフタヌーンティーを準備しているようですが、なかでもこの日本茶ティータイムはお客様にとても好評なのだそうです。
フォーシーズンでの夕食もまた遠く日本を感じさせてくれる気配りが。2月3日ということで、節分にちなんだ料理が提供されたのです。たたみ鰯やお多福豆、柊の葉などが皿を彩った前菜をはじめとして、いずれも目と舌で節分を楽しませてくれるものでした。そして食事の締めには恵方巻き。恵方である東北東を向きながら、実り多き旅を祈ってもぐもぐといただきました。