カメラを携えて朝9時半頃に12デッキへと向かうとそこにはすでに多くの先客がいらっしゃいました。お目当てはもちろん、ハロン湾景。まだこれから水先案内人を乗船させるという時間帯でしたが、眼前にはもう無数の小島や奇岩が海に浮かぶ風景が広がっていました。海の桂林とも称されるこのハロン湾ですが、実際に地質学的に桂林と地続きであるそうです。
11時に予定地点で投錨後、どこからか現れた小さなボートに乗り換えて多くのお客様はハロン湾遊覧へと出かけました。洋上から眺める飛鳥IIの姿も壮観で、これを見るためだけでもツアーに参加する価値はあったのではないでしょうか。比較的天候にも恵まれ、心地よくそよ吹く海風を頬に受けながら、ハロン湾の景勝をみな思い思いに楽しまれていました。
一方で船内に残ったお客様の楽しみは、この日のための特別なアジアンビュッフェ。アジア風の装いとともにリドカフェにはフォーやトムヤンクン、青パパイヤのサラダなど食欲をそそる今航の各寄港地の名物料理が大集合! 窓景に世界自然遺産のハロン湾を従えた、船旅ならではの贅を尽くした昼のビュッフェタイムとなりました。