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フォトエッセイ

Cruise:2019年アジアグランドクルーズ(33)

レムチャバン一日目

緯度:N 13度 4分

経度:E 100度 54分

天気:晴れ

気温:30.0度

速度:13.0ノット


海域:-

寄港地:レムチャバン

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貿易港らしくせわしなく稼働する朝8時のレムチャバン港。後進で港に入り、まるで縦列駐車でもするようにぴたりと岸壁に着岸すると、陸ではムエタイや民族舞踊の方々が私たちの入港を歓迎してくれていました。今航初のオーバーナイトステイとなりますが、観光のメインはパタヤとバンコク。筆者はパタヤへの1日ツアーに同行し、見どころを巡ってきました。

まず向かったのはノンヌットビレッジ。パタヤビーチを車窓観光して南にさらに15kmほど走った先にたどり着いたのは、巨大という言葉でも形容しきれないほどに大きな公園。ゆうに数千人は収容できそうなシアターでタイ文化ショーを観劇したり、象のパフォーマンスを観覧しましたが、くまなく見てまわるには数日を要しそうなほどにすべてが桁違いの施設でした。

その後、一行はサンクチュアリー・オブ・トゥルースへ。パタヤ湾の北の岬に建ち、「東洋のサグラダファミリア」の異名を持つ1981年に建設を開始して以来いまだ未完の巨大木造建造物です。多くの人々が古典技術を用いて黙々と作業している様子は神々しさすらあり、今は亡き施工主の真の思惑はこのたゆまぬ建設そのものにあったのではないかと考えさせられました。

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著者紹介

永島 岳志

1980年、埼玉県生まれ。システム開発会社勤務後、アジア放浪を経て写真雑誌の編集者へ転身。「旅写真」「デジタル写真生活」の編集に携わる。その後、アジア~ヨーロッパ~アフリカ大陸のバックパッカー周遊、北米大陸自転車横断を経て帰国。現在はフリーランスとして旅や写真、カフェ雑誌などの分野を中心に活動中。

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