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フォトエッセイ

Cruise:南極・南米ワールドクルーズ2015-2016(100)

南米大陸に向けて

緯度:S 33度 3分

経度:W 75度 35分

天気:晴れ

気温:20.0度

速度:11.4ノット


海域:南太平洋

寄港地:終日航海日

日本を出てひと月少々、南太平洋の美しい島々を繋いで旅した飛鳥IIは、あと1日で南米大陸に到達します。明日のバルパライソでは一部の講師やクルーたちの交代もあるなど、このあたりが100日間のロングクルーズのひとつの節目でもあるわけです。
そんな中、きょうは俳句教室の総仕上げとなる「俳句発表会」が午後のハリウッドシアターでありました。千田百里先生、千田敬先生、藤代康明先生の3名体制で教えてくれる、手取り足取りの贅沢な教室です。船旅や初日の出、海の美しさや大戦に思いを馳せる句など、短冊に書かれた十七文字は各人各様。
揚琴奏者・金亜軍さんによる今航最後のショーも良かったですね。『荒城の月』『卒業写真』『戦場のメリークリスマス』など各時代の日本ゆかりの曲を筆頭に、お客様に好評だった『第三の男』も再び演奏してくれました。額に汗して演奏される懐かしくも澄み渡った揚琴の音色が、実に心地よく響いていました。

著者紹介

高橋 敦史

旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。国内温泉旅行から海外のバックパッカー旅行、リゾート、豪華客船などまで経験豊富。写真雑誌『デジタル写真生活』元編集長であり、同誌ではディレクションから撮影・執筆も担当、平易な解説で支持を得る。現在では機内誌や旅行雑誌での海外ルポや編集長業を中心に活動し、温泉宿や旅先写真術、エッセイなどの連載も。また、クルーズ写真家として雑誌『Cruise Traveller』『クルーズ』などへ寄稿、ナショナルジオグラフィック単行本『世界の船旅』に写真提供。2014年世界一周クルーズより「飛鳥Ⅱ」の写真教室講師を務め、以後ロングクルーズに乗船している。
上智大学文学部新聞学科卒、1972 年東京都生まれ。

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