顔見知りのお客様から「ブリッジは行かれないの?」と声をかけられ、アスカデイリーを確認すると朝9時からブリッジを開放しているとの情報が。慌ててカメラを手に向かうと、既に多くのお客様でごった返していました。目を輝かせながら写真撮影に興じる姿はまるで少年少女に戻ったかのよう。みなさんロングクルーズで稀に行われる貴重な機会を存分に楽しまれたようです。
航海士から日没時刻のアナウンスが入るほどに空が美しく焼けた夕暮れ時、プールサイドでは「亜細亜夜市」なる珍しいイベントが開催されました。クルーズスタッフが店主を務める屋台が並び、中にはマジシャンのTAKUYAさんによる妖術小屋や占いの館といった変わり種も。夜の帳が下りるとともに夜市は一層の妖しさを放つのでした。
そして今夜の締めは落合務シェフのイタリアンスペシャルディナー。メインディッシュはトリュフペーストのソースが添えられたローストビーフで、ラ・ベットラ名物 ウニのパスタは落合シェフ自ら腕を振るい一度に10人前ずつ作るという手のかかりよう。さらにメニューひとつひとつに入った直筆のサインに、お客様も大変感激されているようでした。