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フォトエッセイ

Cruise:2019年アジアグランドクルーズ(33)

笑いと涙のクルーショー

緯度:N 31度 32分

経度:E 131度 44分

天気:曇り

気温:15.5度

速度:17.5ノット


海域:太平洋

寄港地:終日航海日

フォトエッセイ20190227-1

午前8時ごろに左舷側を眺めると目と鼻の先に大きな陸地がありました。どうやら鹿児島県の南端、佐多岬の辺りを通過しているようです。陸の見た目から日本らしさを感じるわけではありませんが、手元のスマホ画面を見るとしっかり電波をキャッチしていて、「こんな日本の感じ方もあるのだなあ」と妙な感心を覚えました。

午前中には飛鳥II芸術展の出品作品の選考へ。筆者担当の写真教室は昨日無事終了いたしましたが、こちらもまた力作揃い。堤船長以下オフィサーによる特別賞も設けられ、受賞者へ丁寧にコメントをしたためていました。またパームコートでは5種の茶葉を自由にブレンドできる、今航初のオリジナル緑茶タイムも開催。旅の最後までお楽しみは尽きません。

そしてハイライトはお客様へ感謝の気持ちを込めてお送りするクルーショー。立ち見が出るほどの満員盛況ぶりで、オフィサー陣、フィリピン人クルーも参加して歌や踊り、クイズなどで大盛り上がり。今航で勇退となる桑畑機関長のために機関士一同がステージ上に集結する感動サプライズもあり、ショーは予定時間を大幅に超えて熱狂のうちに幕を閉じました。

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著者紹介

永島 岳志

1980年、埼玉県生まれ。システム開発会社勤務後、アジア放浪を経て写真雑誌の編集者へ転身。「旅写真」「デジタル写真生活」の編集に携わる。その後、アジア~ヨーロッパ~アフリカ大陸のバックパッカー周遊、北米大陸自転車横断を経て帰国。現在はフリーランスとして旅や写真、カフェ雑誌などの分野を中心に活動中。

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