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フォトエッセイ

Cruise:2019年アジアグランドクルーズ(33)

神戸入港、最終夜

緯度:N 34度 41分

経度:E 135度 12分

天気:

気温:11.0度

速度:13.4ノット


海域:-

寄港地:神戸

フォトエッセイ20190228-1

朝食の時間帯にリドカフェを通りがかると、グループでお食事していたり立ち話に花を咲かせているお客様を多く見かけました。間もなくの神戸入港を控え、このアジアグランドクルーズで出会った旅仲間との最後の時間を思い思いに過ごしていらっしゃるのでしょう。その晴れやかな表情から、旅の充実度が伝わってくるようです。

あいにくの雨模様のなか吹奏楽隊による温かな出迎えを受け、予定通り午前9時に飛鳥IIは神戸に入港。ここで約半数のお客様とお別れとなります。出港時間までしばらく自室で待機していると突然、汽笛が大きく3回鳴り響き慌てて外へ。見ると飛鳥IIはすでに離岸を開始していました。午後14時、神戸出港。降りしきる雨はいつの間にか止んでいました。

夕方、船内に漂う独特の静けさにせつかれて、そう言えばと思い出したように手付かずの荷造りに取り掛かります。そして最終夜を彩るプロダクションショー「カーニバル」は、まさに世界中のカーニバルを集めたようなきらびやかさ。終演後には「お気に入りの場所で最後の夜を楽しんで」とMCから一言。そう今夜は特別な夜。みなさん、どちらで過ごされたでしょうか?

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著者紹介

永島 岳志

1980年、埼玉県生まれ。システム開発会社勤務後、アジア放浪を経て写真雑誌の編集者へ転身。「旅写真」「デジタル写真生活」の編集に携わる。その後、アジア~ヨーロッパ~アフリカ大陸のバックパッカー周遊、北米大陸自転車横断を経て帰国。現在はフリーランスとして旅や写真、カフェ雑誌などの分野を中心に活動中。

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