フォトエッセイ

Cruise:南極・南米ワールドクルーズ2015-2016(100)

マゼラン海峡に臨むかつての要衝

緯度:S 53度 7分

経度:W 70度 52分

天気:快晴

気温:16.5度

速度:13.0ノット


海域:南太平洋

寄港地:プンタアレナス

飛鳥IIは今朝早く、チリ国内で最後の寄港地となるプンタアレナスに左舷づけで接岸しました。この港町は小さいながらも往時はマゼラン海峡の要衝として栄えたところ。16世紀にマゼランがこの海峡を発見してからは大型船がここを行き来して、町は大いに賑わったそうです。
1914年以降、太平洋と大西洋を繋ぐ役割をパナマ運河に譲り渡して、プンタアレナスは次第にもとの静かな港町へと戻っていきました。午前中のツアー「プンタアレナス半日観光」では、栄えた頃の機関車やクラシックカー、時計店や薬局等々が再現されたパタゴニア博物館などを見学し、その歴史に触れました。
早朝は気温も10度をゆうに下回る寒さだったものの、日中は陽射しが強くてコートも要らないほど。皆さん厚い上着を脱ぎ捨てて、カラフルなおもちゃ箱のような飛鳥Ⅱの初寄港地を堪能されていたようです。

著者紹介

高橋 敦史

旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。国内温泉旅行から海外のバックパッカー旅行、リゾート、豪華客船などまで経験豊富。写真雑誌『デジタル写真生活』元編集長であり、同誌ではディレクションから撮影・執筆も担当、平易な解説で支持を得る。現在では機内誌や旅行雑誌での海外ルポや編集長業を中心に活動し、温泉宿や旅先写真術、エッセイなどの連載も。また、クルーズ写真家として雑誌『Cruise Traveller』『クルーズ』などへ寄稿、ナショナルジオグラフィック単行本『世界の船旅』に写真提供。2014年ワールドクルーズより飛鳥IIの写真教室講師を務め、以後毎年ロングクルーズに乗船している。
上智大学文学部新聞学科卒、1972 年東京都生まれ。

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