この日は午後から船内が何か賑やかでした。「飛鳥クルーズ就航20周年記念 劇団アスカ・かくし芸発表会」が開催されました。 11組14名の登場です。社交ダンス、楽器演奏、手品、常磐津、歌(カンツォーネ・オペラ・演歌)と多彩です。皆さん日頃の練習を重ねて立派な芸であります。80歳前後の人も多いのですが、年齢をまったく感じさせません。75歳からサックス始めたという人もいるのですから驚きです。 2ヶ月が過ぎた船内生活で増えた船友の声援も盛大で、趣向を凝らした応援振りも見ものです。終わっても写真撮影のストロボが光り、上出来の舞台を話題に盛り上がり、会場のギャラクシーラウンジは祭りの賑やかさが続きます。
著者紹介 水島 和實 東北大学卒業。会社員を定年退職後に写真を撮り始め、桜、紅葉、滝などの風景を中心に撮影。2002年世界一周クルーズ、2003年アジアグランドクルーズ、2004年ハワイ・アラスカグランドクルーズ、2005年オセアニアグランドクルーズ、2006年アジアグランドクルーズ、2007年オセアニアグランドクルーズ、2008年世界一周クルーズ、2010年アジアグランドクルーズに「飛鳥II」写真教室講師として乗船。 本フォトエッセイの連載は今回で7回目となる。 ■写真集/ ■その他/ 「滝 永遠との出会い」 「ワンダーフォト」主催 ラビー八重洲写真教室講師