このアーティストによる3回目のコンサートでしたが、今夜も感動的なステージとなりました。笛の「こと」さんのオリジナルで始まりましたが、二十五絃箏の「かりん」さんのオリジナルも演奏されました。かなり長い曲ですが素晴らしい曲でした。民謡も「ちゃっきり節」が軽快で楽しい編曲でした。 アンコールで演奏された「竜の目覚め」は、1回目のステージに演奏されて反応が高かったということでした。筆者も特に印象的だったと記しましたが、多くの人の心に届いていたのです。今回もやはり素晴らしい演奏でした。あまり聴く機会の多くない笛ですが、澄んだ高音が美しく、「こと」さんは自分の作曲だけに思い切り吹きました。ニューヨークで下船するのでさよならコンサートでしたが、楽しく、心に残る時間でした。
著者紹介 水島 和實 東北大学卒業。会社員を定年退職後に写真を撮り始め、桜、紅葉、滝などの風景を中心に撮影。2002年世界一周クルーズ、2003年アジアグランドクルーズ、2004年ハワイ・アラスカグランドクルーズ、2005年オセアニアグランドクルーズ、2006年アジアグランドクルーズ、2007年オセアニアグランドクルーズ、2008年世界一周クルーズ、2010年アジアグランドクルーズに「飛鳥II」写真教室講師として乗船。 本フォトエッセイの連載は今回で7回目となる。 ■写真集/ ■その他/ 「滝 永遠との出会い」 「ワンダーフォト」主催 ラビー八重洲写真教室講師