深夜に今航初の1時間「後退」の時刻改正があったので、今朝は普段にも増してのんびりとした目覚めになりました。1日が25時間になって得した気分です。これまでに合計13時間分にもなった「前進」の貯金を、今後はこうして少しずつ返してもらうことになるわけです。 デッキに出て真っ青な空と海を見た時、筆者の脳裏に浮かんだのは何故だかハワイのリゾートでした。飛鳥IIがハワイに着くのはしばらく先ですしここはまだ大西洋ですが、きっと気温や湿度がそうさせたのでしょう。いや、もしかすると船内でウクレレやフラの教室が熱気を帯びているからかもしれません。 というわけで、きょうの写真は午後に開催された標記2教室。ウクレレ教室では瀬木貴将さんとクラブ・アンディーノの皆さんも飛び入り参加して大盛り上がり(写真左下)。フラ教室(右下)にも多くのお客様が集まっていて、穏やかな波のようにゆったりと踊りを楽しんでいらっしゃいました。
著者紹介 高橋 敦史 旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。国内温泉旅行から海外のバックパッカー旅行、リゾート、豪華客船などまで経験豊富。写真雑誌『デジタル写真生活』元編集長であり、同誌ではディレクションから撮影・執筆も担当、平易な解説で支持を得る。現在では機内誌や旅行雑誌での海外ルポや編集長業を中心に活動し、温泉宿や旅先写真術、エッセイなどの連載も。また、クルーズ写真家として雑誌『Cruise Traveller』『クルーズ』などへ寄稿、ナショナルジオグラフィック単行本『世界の船旅』に写真提供。2014年ワールドクルーズより飛鳥IIの写真教室講師を務め、以後毎年ロングクルーズに乗船している。 上智大学文学部新聞学科卒、1972 年東京都生まれ。