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フォトエッセイ

Cruise:南極・南米ワールドクルーズ2015-2016(100)

癒やしの音色とリズムの夜

緯度:S 3度 42分

経度:W 49度 5分

天気:晴れ

気温:29.0度

速度:15.5ノット


海域:大西洋

寄港地:終日航海日

南米大陸をぐるりと回って北上してきた飛鳥IIの船上では、エンターテイナーも続々と新たなメンバーが乗船しています。きょうはそんな中でも癒やしの音色とリズムが素晴らしいコンサートがありました。
ひとつは夕のギャラクシーラウンジ、「天国の音色! スティールパンコンサート」。ドラム缶から作られた打楽器が奏でる浮遊感のある音は、碧い海に囲まれたカリブの島々を想わせます。奏者は原田芳宏、レイ・ホールマンのふたり。キラキラ輝くスティールパンは次なる寄港地でもあるトリニダード・トバゴが故郷の楽器です。
また夜9時30分から11デッキ・パームコートで行われた「朱鷺たたら ラウンジコンサートwithようそろ」は、対極的な和の響き。篠笛の伸びやかな旋律と和太鼓デュオの情熱的なリズムが素敵でした。地球の「あちら」と「こちら」から来た癒やしとリズムのコンサートがひと晩に2つ。実に贅沢な夜でした。

著者紹介

高橋 敦史

旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。国内温泉旅行から海外のバックパッカー旅行、リゾート、豪華客船などまで経験豊富。写真雑誌『デジタル写真生活』元編集長であり、同誌ではディレクションから撮影・執筆も担当、平易な解説で支持を得る。現在では機内誌や旅行雑誌での海外ルポや編集長業を中心に活動し、温泉宿や旅先写真術、エッセイなどの連載も。また、クルーズ写真家として雑誌『Cruise Traveller』『クルーズ』などへ寄稿、ナショナルジオグラフィック単行本『世界の船旅』に写真提供。2014年世界一周クルーズより「飛鳥Ⅱ」の写真教室講師を務め、以後ロングクルーズに乗船している。
上智大学文学部新聞学科卒、1972 年東京都生まれ。

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