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フォトエッセイ

Cruise:南極・南米ワールドクルーズ2015-2016(100)

マングローブ林で野生動物に出合う

緯度:N 9度 58分

経度:W 84度 50分

天気:晴れ

気温:33.0度

速度:13.6ノット


海域:-

寄港地:プンタレス

飛鳥IIは今朝早く、ニコヤ湾に突き出した砂州の町プンタレナスの桟橋に接岸しました。「砂の岬」を意味するその名に違わず、延々5km以上も黒砂の砂州が続くところです。近年はパナマ運河に近い寄港地として客船界にも注目されていて、ここからバスでコスタリカの豊かな自然を見に行くツアーが人気です。
きょうの筆者はそんな中から「マングローブ林ボート遊覧」を選んでみました。ボートに乗るとすぐに鷲やツバメの一種が見つかり、野生生物の宝庫だと気づきます。オウムやアメリカワニの子供なども現れて、ガイドさんが指さすたびに「あ!あそこにいる!」「ほんとだ」「きれい!」とお客様の間から声が上がります。
半日観光だったので午後は港の付近も散策しました。いかにも南国らしいのんびりとした雰囲気で、2階建て程度の低い建物が大半。市場や石造りの教会を見学し、浜辺の露店でお土産を。沖へ一直線に伸びる長い長い桟橋を、船客用のチューチュートレインに揺られて飛鳥IIへと戻りました。

著者紹介

高橋 敦史

旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。国内温泉旅行から海外のバックパッカー旅行、リゾート、豪華客船などまで経験豊富。写真雑誌『デジタル写真生活』元編集長であり、同誌ではディレクションから撮影・執筆も担当、平易な解説で支持を得る。現在では機内誌や旅行雑誌での海外ルポや編集長業を中心に活動し、温泉宿や旅先写真術、エッセイなどの連載も。また、クルーズ写真家として雑誌『Cruise Traveller』『クルーズ』などへ寄稿、ナショナルジオグラフィック単行本『世界の船旅』に写真提供。2014年ワールドクルーズより飛鳥IIの写真教室講師を務め、以後毎年ロングクルーズに乗船している。
上智大学文学部新聞学科卒、1972 年東京都生まれ。

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