世界遺産「中東部の多雨林保護区域」に含まれるスプリングブルック国立公園へバスで50分ほど走ります。この辺りの森は密林とは違い、ユーカリの多い明るい森です。付近には放牧場もあり、いわゆるオージービーフの産地となっています。 ナチュラルブリッジという滝を見学しました。滝が崖の前で地盤をえぐり、橋の形になったことでこの名前がついたそうです。滝の前は洞窟になっていて頭上が橋になっているのはわかりにくいのですが、滝は水の勢いがあり、とてもいい滝です。シャワーの中での登り下りのある1時間の行程でしたが、皆さん頑張っていました。
著者紹介 水島 和實 東北大学卒業。会社員を定年退職後に写真を撮り始め、桜、紅葉、滝などの風景を中心に撮影。2002年世界一周クルーズ、2003年アジアグランドクルーズ、2004年ハワイ・アラスカグランドクルーズ、2005年オセアニアグランドクルーズ、2006年アジアグランドクルーズ、2007年オセアニアグランドクルーズ、2008年世界一周クルーズ、2010年アジアグランドクルーズに「飛鳥II」写真教室講師として乗船。 本フォトエッセイの連載は今回で7回目となる。 ■写真集/ ■その他/ 「滝 永遠との出会い」 「ワンダーフォト」主催 ラビー八重洲写真教室講師