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フォトエッセイ

Cruise:南極・南米ワールドクルーズ2015-2016(100)

晴天の太平洋上で

緯度:N 17度 12分

経度:W 113度 38分

天気:快晴

気温:24度

速度:18.0ノット


海域:太平洋

寄港地:終日航海日

ここのところ晴天続きで毎日、海も空も真っ青です。夕方にはブリッジの当直航海士から「きれいな夕日がご覧になれます」という放送が入り、カメラ片手におもむろに7デッキ屋外に出たりしています。きのうは太陽が沈む瞬間に一瞬緑色に光るグリーンフラッシュも見えたようですね。
盛りだくさんの船内イベントからきょうは何を選ぼうかと迷いましたが、まず着目したのは「カジノKING決定戦」(写真左下)。カジノには馴染みのお客様がたくさんいて、きょうこそまさに腕の見せどころ。テーブルゲームやスロットマシンなど、皆さん「これだ」と思うゲームで自慢の腕を競っていました。
晩には古今亭志ん彌師匠の落語『幾代餅』をギャラクシーラウンジで。搗き米屋の奉公人で無類の堅物・清蔵が当代一の美女に恋をする、という物語。江戸落語の真骨頂ともいうべき物語と師匠の語り口にはお客様も思わず引き込まれていたようで、上演時間の45分もあっという間に過ぎました。

著者紹介

高橋 敦史

旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。国内温泉旅行から海外のバックパッカー旅行、リゾート、豪華客船などまで経験豊富。写真雑誌『デジタル写真生活』元編集長であり、同誌ではディレクションから撮影・執筆も担当、平易な解説で支持を得る。現在では機内誌や旅行雑誌での海外ルポや編集長業を中心に活動し、温泉宿や旅先写真術、エッセイなどの連載も。また、クルーズ写真家として雑誌『Cruise Traveller』『クルーズ』などへ寄稿、ナショナルジオグラフィック単行本『世界の船旅』に写真提供。2014年世界一周クルーズより「飛鳥Ⅱ」の写真教室講師を務め、以後ロングクルーズに乗船している。
上智大学文学部新聞学科卒、1972 年東京都生まれ。

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