昨夕、ハワイ島のヒロを出航した飛鳥IIは、ハワイ諸島の間を縫うように航行してきました。マウイ島は逆光線の中、連なる山塊に雲がかかり大変きれいな光景でした。モロカイ島は大きな島で東西65kmありますが、人口は7000人たらずと少ないようです。地図上では太平洋の真ん中に豆のように表記されているハワイ諸島ですが、7つか8つの島があり、かなり広い海域に広がっています。 オアフ島のダイヤモンドヘッドが遠望できるようになるとヘリが飛んできて、空中撮影が始まりました。船体の至近距離まで近づき、乗客の一人一人を撮影しています。お客様も手を振って応えます。顔見知りの人は笑顔を交わしています。ヘリの操縦士がうまいのでしょうか、今までになかった至近距離からの撮影でした。
著者紹介 水島 和實 東北大学卒業。会社員を定年退職後に写真を撮り始め、桜、紅葉、滝などの風景を中心に撮影。2002年世界一周クルーズ、2003年アジアグランドクルーズ、2004年ハワイ・アラスカグランドクルーズ、2005年オセアニアグランドクルーズ、2006年アジアグランドクルーズ、2007年オセアニアグランドクルーズ、2008年世界一周クルーズ、2010年アジアグランドクルーズに「飛鳥II」写真教室講師として乗船。 本フォトエッセイの連載は今回で7回目となる。 ■写真集/ ■その他/ 「滝 永遠との出会い」 「ワンダーフォト」主催 ラビー八重洲写真教室講師