今日はホノルル着岸が15時でしたので、多くの人が夜のワイキキに出かけました。オーバーナイトの停泊の日は、街へ繰り出すことがクルーズ中の楽しみの一つです。その土地の食べ物・飲み物を、言葉に不自由しながら注文するのが面白いのです。ハワイは英語ですから皆さん日本語を交えながら不自由なく注文し、楽しみます。通常は出港時間を気にしながらの買い物だったりしますが、飲んで遅くなっても船はそこにいるという安心感はなかなかいい気分なのです。 船内ギャラクシーラウンジでは、ハワイの少年少女がフラダンスを披露しました。ケーキフラです。ケーキは子供のことです。素晴らしいフラダンスでギャラクシーラウンジに感動の渦を巻き起こしました。よく練習されていて見事です。最年少は7歳ということですが一糸乱れず踊っている姿は愛らしく、それだけで涙腺が緩んできます。指導者の演出も素晴らしく、最後は踊りが終わらないうちに拍手が湧き起こり、鳴り止みません。感動の大きさはプロのショーと比べても少しも劣ることはありませんでした。
著者紹介 水島 和實 東北大学卒業。会社員を定年退職後に写真を撮り始め、桜、紅葉、滝などの風景を中心に撮影。2002年世界一周クルーズ、2003年アジアグランドクルーズ、2004年ハワイ・アラスカグランドクルーズ、2005年オセアニアグランドクルーズ、2006年アジアグランドクルーズ、2007年オセアニアグランドクルーズ、2008年世界一周クルーズ、2010年アジアグランドクルーズに「飛鳥II」写真教室講師として乗船。 本フォトエッセイの連載は今回で7回目となる。 ■写真集/ ■その他/ 「滝 永遠との出会い」 「ワンダーフォト」主催 ラビー八重洲写真教室講師