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フォトエッセイ

Cruise:南極・南米ワールドクルーズ2015-2016(100)

ホノルル 出港

緯度:N 21度 13分

経度:W 157度 57分

天気:晴れ

気温:22.5度

速度:8.6ノット


海域:太平洋

寄港地:終日航海日

米国コーストガードの検査が終了し、スケジュールより18時間遅れで、日付が変わって3月9日11時出港になりましたが、ハワイらしいぴかぴか出港日和になりました。
青い空、青い海、香り風・・・・と鼻歌が飛び出しそうです。大勢のお客様がデッキにでられて出港シーンを楽しまれていました。 ホノルル港の歴史を見続けて来たアロハ・タワーに別れを告げます。
嬉しいことに港関門に近い客船バース№2岸壁には、かの名客船、ハパグ・ロイドのオイローパが着岸しています。多くの方々がその優美な姿を楽しんでおられましたが、船体の優雅さでは飛鳥Ⅱに分があるように見えるのは私のひいき目でしょうか。
今夜のギャラクシーラウンジはソプラノシンガー柴田智子さんのコンサートです。
ニューヨークジュリアード音楽院で学び、オペラのタイトルロールを歌い、ニューヨーク・タイムズなどで高い評価を受けておられます。ピアノ伴奏は内門卓也さんです。
遅れを取り戻すために全速力で航行しているため、足元がぐらぐらすることから、昔初めて船で歌った時の緊張感を思い出したと話されていました。
幕開けはオペラ、モーツアルト「フィガロの結婚」より”恋の悩みを知る君は”、 続いての曲はニューヨークの魅力を語った後、ガーシュインのアイ・ガット・リズムで腕振りのリズム体操を行ない、お客様も大いに盛り上がるコンサートとなりました。

著者紹介

幡野 保裕

飛鳥クルーズ第5代船長。1944年生まれ。1995年6月から2003年3月まで、初代・飛鳥の船長を務める。その間、61カ国を含む国内外225港に入港、4回の世界一周クルーズを飛鳥の船長として指揮した。その後、郵船クルーズ専務に就任。2010年4月から顧問。2011年3月郵船クルーズ退任。現在は飛鳥クルーズのリピータークラブである“アスカクラブ”の会長を務める。

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