ピクトンはクイーン・シャーロット・サウンドの奥にあります。北島と南島を結ぶフェリーの発着港で交通の要衝です。しかし人口は約4,000人ほどと少なく、こじんまりとした美しい町です。 ワイナリー見学のコースに同乗しました。バスで30分ほど走ってマールボロ地区に入ると、あたりは一面ブドウ畑に変わります。1970年代よりこの地区でワイン作りが始まり、国際品評会で最優秀賞を獲得し注目されるようになりました。1株が5リットル以上の水を必要とするといいますが給水が大変でしょう。寒い日の霜対策に風車を回しているそうですがそれでは足りず、ヘリコプターを飛ばして風を送ることもあるそうです。 試飲のワインは味がよく、皆さんお土産に複数本購入していました。
著者紹介 水島 和實 東北大学卒業。会社員を定年退職後に写真を撮り始め、桜、紅葉、滝などの風景を中心に撮影。2002年世界一周クルーズ、2003年アジアグランドクルーズ、2004年ハワイ・アラスカグランドクルーズ、2005年オセアニアグランドクルーズ、2006年アジアグランドクルーズ、2007年オセアニアグランドクルーズ、2008年世界一周クルーズ、2010年アジアグランドクルーズに「飛鳥II」写真教室講師として乗船。 本フォトエッセイの連載は今回で7回目となる。 ■写真集/ ■その他/ 「滝 永遠との出会い」 「ワンダーフォト」主催 ラビー八重洲写真教室講師