フォトエッセイ

Cruise:南極・南米ワールドクルーズ2015-2016(100)

終日航海日

緯度:N 30度 7分

経度:E 153度 52分

天気:晴れ

気温:17.0度

速度:16.8ノット


海域:太平洋

寄港地:終日航海日

今日はこのクルーズ最後のフォーマルナイト。「飛鳥のフォーマルナイトは揺れる」のジンクス通り、低気圧と高気圧の狭間を航行中。風が前方に回り、波浪が強まり、船の揺れが大きくなりました。
船の揺れにもすっかり慣れたお客さま方は、船長主催のフェアウェル・パーティーに向けて心が踊っておられるようで、準備に余念がありません。AVEDA(サロン&スパ)は午前中から予約で一杯です。
さて、フェアウェルパーティーは、飛鳥Ⅱが誇るプロダクションキャスト10名のパフォーマンスで煌びやかに始まります。 威風堂々で終わる時代を代表する名曲と踊り、華やかなステージがギャラクシーラウンジを盛り上げます。もちろん、お客様の艶やかな装いは舞台に負けません。
そして、締めくくりに増山船長以下シニア・オフィサーが登場しました。船長は「本当に難しい大航海でしたが、お客様のお陰で無事に横浜に帰り着きます。有難うございました。また飛鳥Ⅱが恋しくなったら、いつでもご乗船下さい」とクルーを代表して御礼のご挨拶です。
続いて年間最優秀クルーの表彰が有り、お客様から大きな拍手を頂きました。表彰されたクル―達は、晴がまし表情でした。フィナーレはキャビンスチュワーデスが登場し、ギャラクシーラウンジは「蛍の光」の大合唱です。
フォーマルディナーのフォーシーズンダイニングではこのクルーズの食を支えた西口総料理長、岡本副料理長、内藤和食シェフがお客様にご挨拶をし、大きな拍手です。「有難う」の掛け声がお客様からかかります。フォーマルディナーのデザートはこれも伝統のベークドアラスカ【炎のアイスクリーム】の登場です。
フォーマルナイトの締めくくりはギャラクシーラウンジで”ルーテシア”のコンサート。チェリスト斎藤静さんを中心に、第一ヴァイオリン海和伸子さん、第二ヴァイオリン塩田脩さん、ビオラ千原正裕さんです。春の声、懐かしの日本の歌、太陽がいっぱい、そしてリクエストにおこたえして、津軽海峡冬景色でした。弦楽四重奏の音色でエレガントにフォーマルナイトが幕を下ろします。皆さま今夜は素敵な夢を見られる事でしょう。

著者紹介

幡野 保裕

飛鳥クルーズ第5代船長。1944年生まれ。1995年6月から2003年3月まで、初代・飛鳥の船長を務める。その間、61カ国を含む国内外225港に入港、4回の世界一周クルーズを飛鳥の船長として指揮した。その後、郵船クルーズ専務に就任。2010年4月から顧問。2011年3月郵船クルーズ退任。現在は飛鳥クルーズのリピータークラブである“アスカクラブ”の会長を務める。

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