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フォトエッセイ

Cruise:南極・南米ワールドクルーズ2015-2016(100)

横浜帰港

緯度:N 35度 27分

経度:E 139度 38分

天気:晴れ

気温:17.6度

速度:0ノット


海域:-

寄港地:横浜

いよいよ横浜入港日です。18時間の遅れは取り戻せませんでしたが、予定より2時間遅れで大桟橋に着岸です。
今朝は予想よりずっと良いお天気でした。緩やかな南風で温かく、右舷側には房総半島、左舷遠くに伊豆大島、その後ろになんと富士山が春霞の中に遠望できました。
懐かしい観音崎灯台を左舷に見て東京湾を奥に進みむと、遠くにランドマークタワーと横浜の街並みが霞んで見えます。日本最初の洋式灯台である観音崎灯台、東京湾に帰って来たんだと感動が湧く船乗りのシンボルです。
大桟橋にはお出迎えの方々が沢山おいでです。無事に南極南米の大航海を終え、帰ってきました。各旅行代理店の「おかえりなさい」の横断幕に、手作りの「おばあちゃんおかえりなさい」が混ざります。帰国されたお客様が船に掲げた横断幕は、「究極の南極・南米ワールドクルーズ2015-2016達成感謝」でした。お客様の手作りです。
客室のTVの航跡図がぐるっとつながり、航海終了です。
最後までフォト・エッセイにお付き合い頂き、ありがとうございました。
飛鳥Ⅱは明日、三菱重工横浜造船所に入渠し船体の整備を致します。
4月7日出渠後は、日本近海のクルーズを開始します。
皆さまのご乗船をお待ちしております。

著者紹介

幡野 保裕

飛鳥クルーズ第5代船長。1944年生まれ。1995年6月から2003年3月まで、初代・飛鳥の船長を務める。その間、61カ国を含む国内外225港に入港、4回の世界一周クルーズを飛鳥の船長として指揮した。その後、郵船クルーズ専務に就任。2010年4月から顧問。2011年3月郵船クルーズ退任。現在は飛鳥クルーズのリピータークラブである“アスカクラブ”の会長を務める。

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