ニューカレドニア ヌーメア港へは、朝7時に入港しました。直ぐに「灯台の島 アメデ島1日貸切観光」のツアーへ出発しました。ヌーメア港から高速艇に乗り45分ほどのサンゴ礁の島です。海上あちこちに、丸く色が黄色っぽく変わっているリーフが見えます。 桟橋に近づくと海の美しい色が一層鮮やかになり、魚もたくさん見えます。準備をしてきた人たちは早速その美しい海で泳ぎます。「冷たい」「魚がいっぱいいる」などといった声が響きます。リーフ見学ということで再度ボートに乗り、リーフの沢山ある海域に行きました。ここはまた海の色が一段と美しく歓声が上がります。その美しい海にパンを投げるとサメや大きな魚が追いかけます。ボートが円を描きその中で巨大な魚影が疾駆しジャンプします。大自然の中のパワー溢れるショーです。 ニューカレドニアを「天国に最も近い国」と表現した人がいましたが、この自然の力の大きさ、美しさを見ると「天国そのもの」という感じがします。
著者紹介 水島 和實 東北大学卒業。会社員を定年退職後に写真を撮り始め、桜、紅葉、滝などの風景を中心に撮影。2002年世界一周クルーズ、2003年アジアグランドクルーズ、2004年ハワイ・アラスカグランドクルーズ、2005年オセアニアグランドクルーズ、2006年アジアグランドクルーズ、2007年オセアニアグランドクルーズ、2008年世界一周クルーズ、2010年アジアグランドクルーズに「飛鳥II」写真教室講師として乗船。 本フォトエッセイの連載は今回で7回目となる。 ■写真集/ ■その他/ 「滝 永遠との出会い」 「ワンダーフォト」主催 ラビー八重洲写真教室講師