本日は「日本画教室」をご紹介します。 岩絵具を使う日本画は初心者には難しいという観念がありますが、その日本画に挑戦します。有料予約制で何回かに分かれて実施します。午前中90分、午後90分の計3時間で仕上げます。講師は東京藝術大学の講師が勤めます。岩絵具を溶くことから始めます。下絵が用意されてそれに色を載せていきます。慎重な筆遣いで少しずつ色が塗られ綺麗な画面が現れます。 完成した絵を前に、やり遂げた充実感一杯の表情がありました。「難しくて大変でしたが、それだけに出来上がった絵を見て自ら感激しています」と率直な感想がありました。こうして何人かの日本画家が誕生します。
著者紹介 水島 和實 東北大学卒業。会社員を定年退職後に写真を撮り始め、桜、紅葉、滝などの風景を中心に撮影。2002年世界一周クルーズ、2003年アジアグランドクルーズ、2004年ハワイ・アラスカグランドクルーズ、2005年オセアニアグランドクルーズ、2006年アジアグランドクルーズ、2007年オセアニアグランドクルーズ、2008年世界一周クルーズ、2010年アジアグランドクルーズに「飛鳥II」写真教室講師として乗船。 本フォトエッセイの連載は今回で7回目となる。 ■写真集/ ■その他/ 「滝 永遠との出会い」 「ワンダーフォト」主催 ラビー八重洲写真教室講師