今クルーズでの目玉の教室の一つ、東京藝術大学船上特別講座、七宝教室が開かれました。講師は春田幸彦先生です。今回の教室は象嵌七宝の技法を使って、ペンダントとピンバッジを制作します。 あらかじめ、型の押されたタツノオトシゴに施釉していきます。とても細かい作業で、みなさんすごく集中してます。釉薬は粘度があるので、タツノオトシゴの口元や角にキレイにのせるのが難しそうです。 作業中は先生が一人一人、アドバイスに回ってくれます。施釉のあと乾燥、焼き付けの行程を経て、無事に完成です。 色とりどりのタツノオトシゴのペンダントが出来上がりました。裏には飛鳥と藝大の刻印が。ペンダントをしまう霧箱にも同様に刻印されています。 みなさん、とても満足そうにお互いの作品を見せ合っていました。
著者紹介 朝比奈 雄太 1971年生まれ。静岡県出身。 高校卒業後、東京綜合写真専門学校に入学。 在学中より、フリーカメラマン藤尾真琴に師事。 1994年よりフリーランスのカメラマンとして独立。 出版社マガジンハウスより業務委託をうけ、雑誌写真を中心に活動範囲を広げている。 撮影対象は人物、料理、旅行取材等、多岐にわたる。