現地時間17時、2日間滞在したマニラから出港です。出港にあわせてプロムナードデッキではセイルアウェイ・パーティーが行われました。 プロムナードデッキはたくさんの人で溢れ、大勢のフィリピン人スタッフも参加です。人垣の間から港を見ると、楽団による演奏とともにたくさんの方がこちらに手を振っています。フィリピン人スタッフの中には見送りに来た人と話す人や、あそこに家族が来ているとはしゃいでいる人の姿があちらこちらで見かけられます。 今まで見た事も無いような数の紙テープが投げられ、いよいよ出港時刻です。さっきまでの笑顔が涙に変わっていきます。離れるのが名残惜しく、涙ながらに紙テープをいつまでも握っている姿を見て、こちらももらい泣きです。 とても感動的なセイルアウェイ・パーティーでした。今回の寄港でフィリピンの方にとても良くして頂きました。 Salamat po!
著者紹介 朝比奈 雄太 1971年生まれ。静岡県出身。 高校卒業後、東京綜合写真専門学校に入学。 在学中より、フリーカメラマン藤尾真琴に師事。 1994年よりフリーランスのカメラマンとして独立。 出版社マガジンハウスより業務委託をうけ、雑誌写真を中心に活動範囲を広げている。 撮影対象は人物、料理、旅行取材等、多岐にわたる。