正午のブリッジからの船内放送は、本船が本州と四国間の紀伊水道を抜け太平洋へと出たことを伝えておりました。 飛鳥Ⅱは現在15.3ノット(時速28km)の速度で、最初の寄港地である2450km先の香港に向け進路を取っております。
著者紹介 篠本 秀人 1957年生まれ。88年から98年まではマイアミをベースに、主にカリブ海のダイビングスポットのレポートを日本の雑誌に紹介。 客船の撮影コーディネートの仕事をきっかけにクルーズの世界へ入り、20年以上にわたってクルーズ専門誌へ記事や写真を掲載するかたわら個展も多数開催している。