お昼のブリッジからのアナウンスによりますと、現在飛鳥IIは昨夜より平均時速19.3ノット(時速36キロ)の速度で409マイル(約760km)先の香港へ向け、台湾と中国間を航行しているとのことでした。 さて、ここのところ日付が変わるごとに外気温も徐々にですが上昇しています。本日より“ウォーク・ア・マイル”という、早朝のウォーキングクラスも加わり、ますますデッキ上に乗客の方の姿を見る機会も多くなりました。 また、プールには海水が昨日あたりから入れられ、早々と水着に着替えて泳がれている方も見受けられました。香港より寄港地はさらにシンガポール、タイ、インドといった南へと向かいます。おそらくこのプールエリアもそう時間がかからず、みなさんの憩いの場のひとつとなりそうです。
著者紹介 篠本 秀人 1957年生まれ。88年から98年まではマイアミをベースに、主にカリブ海のダイビングスポットのレポートを日本の雑誌に紹介。 客船の撮影コーディネートの仕事をきっかけにクルーズの世界へ入り、20年以上にわたってクルーズ専門誌へ記事や写真を掲載するかたわら個展も多数開催している。