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フォトエッセイ

Cruise:2014年世界一周クルーズ(112)

ベルギーの昔町にて

緯度:N 51度 13分

経度:E 4度 24分

天気:曇り

気温:14.5度

速度:10.7ノット


海域:北大西洋

寄港地:アントワープ

昨晩23時に水先案内人が乗り込んでから8時間かけて飛鳥IIはスヘルデ川を遡り、ベルギーの古都アントワープに着きました。デッキに出ると大聖堂の尖塔が目の前。これほど街の直下に着ける桟橋もそうそうないだろうという、キャプテンもお勧めの寄港地です。
午前中はバスで1時間半ほどの古都ブルージュへのツアーに参加しました。水路に囲まれ小さな石橋が随所にかかる映画のセットのような町並みを、馬車や小舟で巡りました。
午後はアントワープの街を自由散策。かの児童小説「フランダースの犬」で少年ネロが最後に目にするのが、ここの聖母大聖堂の祭壇画だとか。鉄道駅まで歩く間にチョコレートやベルギーワッフル、ワインのようなグラスに注がれるベルギービール、ムール貝と味わって、美食散歩も楽しい一日になりました。

著者紹介

高橋 敦史

旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。国内温泉旅行から海外のバックパッカー旅行、リゾート、豪華客船などまで経験豊富。写真雑誌『デジタル写真生活』元編集長であり、同誌ではディレクションから撮影・執筆も担当、平易な解説で支持を得る。現在では機内誌や旅行雑誌での海外ルポや編集長業を中心に活動し、温泉宿や旅先写真術、エッセイなどの連載も。また、クルーズ写真家として雑誌『Cruise Traveller』『クルーズ』などへ寄稿、ナショナルジオグラフィック単行本『世界の船旅』に写真提供。2014年世界一周クルーズより「飛鳥Ⅱ」の写真教室講師を務め、以後ロングクルーズに乗船している。
上智大学文学部新聞学科卒、1972 年東京都生まれ。

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