我々が思い描くインドとはまた異なった風景が、ケララ州南部にはあります。 無数の河と入江を形成する水郷地帯を、ハウスボートという木と竹で造られた独特な形の船で進むクルーズを楽しみました。 風を感じながら、そして時にはそこに住む昔と変わらぬ営みを続ける人々の生活を垣間みながら、のんびりと過ごした約2時間半の小旅行でした。
著者紹介 篠本 秀人 1957年生まれ。88年から98年まではマイアミをベースに、主にカリブ海のダイビングスポットのレポートを日本の雑誌に紹介。 客船の撮影コーディネートの仕事をきっかけにクルーズの世界へ入り、20年以上にわたってクルーズ専門誌へ記事や写真を掲載するかたわら個展も多数開催している。