今朝8時50分に流れたブリッジからのキャプテンのアナウンスを、今回はそのまま紹介します。 「飛鳥Ⅱは昨日午前7時39分に赤道を通過し、南半球へと入ってまいりました。現在本船は南緯6度57分、東経72度59分の位置にあり、進路は南南西194度、速力18.3ノット、時速約34kmの速度で航行しております。現在の水深は約3,000m。天候は晴れ、風は西から約7m程度。 うねりはだいぶ大きく、南から2.5m程度のうねりがときおり来ているということです。また外気温は31度、湿度は70%となっております。ジャグジーはオープンしておりますがプールは大きなうねりのためクローズさせて頂いております。 これから航行予定の海域の気象は、予報によれば天候は晴れ時々曇、時折シャワーとなっております。風も西から10m程度、また波の高さが次第に高くなってきており、この後3m程度のうねりが予想されております。・・・」
著者紹介 篠本 秀人 1957年生まれ。88年から98年まではマイアミをベースに、主にカリブ海のダイビングスポットのレポートを日本の雑誌に紹介。 客船の撮影コーディネートの仕事をきっかけにクルーズの世界へ入り、20年以上にわたってクルーズ専門誌へ記事や写真を掲載するかたわら個展も多数開催している。