飛鳥Ⅱは昨夜10時14分、イギリスの旧グリニッジ天文台を通る経度0度の子午線を越え、東経より西経へと入りました。 これからの大西洋航路は、最短の大圏航路は強い風が吹き時化が予想される“吠える40度”といわれる海域であるため、距離は伸びますが北の航路をとることとなりました。ケープタウンよりアルゼンチンまで3,895マイル(7,205キロ)。 レセプション前に航路図が張り出されました。
著者紹介 篠本 秀人 1957年生まれ。88年から98年まではマイアミをベースに、主にカリブ海のダイビングスポットのレポートを日本の雑誌に紹介。 客船の撮影コーディネートの仕事をきっかけにクルーズの世界へ入り、20年以上にわたってクルーズ専門誌へ記事や写真を掲載するかたわら個展も多数開催している。