午後から荒俣宏さんによる「南米のダーウィン」と題した講演がありました。講演の内容は、ダーウィンがビーグル号で南米を訪れた時に“進化論”の手がかりとなる数々の出来事に遭遇したということでした。 特に興味深かったことは、そこで出会った鳥ハミングバード(ハチドリ)のこと。花の形に合わせたように長いクチバシを持ったハミングバード。中には花の形に順応するように大きく曲がったくちばしを持ったものもおり、それを目にすればおそらくダーウィンならずとも、誰もが疑問を抱くのでは・・・。 さて今夜は南米生まれの楽器サンポーニャとケーナを演奏する、瀬木貴将さんのコンサート。「三分間クッキング」ならぬ、三分間で即興で作曲するコーナーも観客から大きな拍手がありました。
著者紹介 篠本 秀人 1957年生まれ。88年から98年まではマイアミをベースに、主にカリブ海のダイビングスポットのレポートを日本の雑誌に紹介。 客船の撮影コーディネートの仕事をきっかけにクルーズの世界へ入り、20年以上にわたってクルーズ専門誌へ記事や写真を掲載するかたわら個展も多数開催している。