皆さん半袖姿で、サルバドールの街へと出かけて行かれました。朝8時の気温は27度。南シナ海を思い起こすあの暑さが再び戻ってまいりました。今私たちはまさにブラジルという広大な国土を実感しております。 さて、サルバドールは時代の波に取り残されたかのごとく、古い建造物が多く目につく街ですが、かつてはブラジル経済の中心地(首都)でもあったところ。歴史的に興味深い建造物も多く、独特な風情を醸し出すその街は、ブラジルの他の街とはまた異なった一面を私たちに見せてくれました。
著者紹介 篠本 秀人 1957年生まれ。88年から98年まではマイアミをベースに、主にカリブ海のダイビングスポットのレポートを日本の雑誌に紹介。 客船の撮影コーディネートの仕事をきっかけにクルーズの世界へ入り、20年以上にわたってクルーズ専門誌へ記事や写真を掲載するかたわら個展も多数開催している。