ベレンは今回の旅の寄港地の中で、最も赤道に近い位置にあるのではないでしょうか。ツアー出発の午前の時点で、すでに気温は30度近くに上がり、ただ外にいるだけでジットリとした汗が肌を滲ませるのがわかります。 さて、ツアーのハイライトでもある“アマゾン川支流遊覧”は、とても開放的な船を利用していることもあってか、心地良い風を感じながらアマゾンの文化、そこで暮らす人たちの生活を垣間見るという貴重な体験ができました。
著者紹介 篠本 秀人 1957年生まれ。88年から98年まではマイアミをベースに、主にカリブ海のダイビングスポットのレポートを日本の雑誌に紹介。 客船の撮影コーディネートの仕事をきっかけにクルーズの世界へ入り、20年以上にわたってクルーズ専門誌へ記事や写真を掲載するかたわら個展も多数開催している。