多くの困難を乗り越え建設された鉄道ルート。数年間運行を停止していたこの鉄道も、クルーズ船が多数訪れるようになったことで再開されたそうです。 山を切り開き、手を伸ばせば触れることのできるように迫る岩肌、そして山の急斜面を縫うように走る鉄道ルートを車窓より眺めれば、当時の建設の困難さが理解できます。
著者紹介 篠本 秀人 1957年生まれ。88年から98年まではマイアミをベースに、主にカリブ海のダイビングスポットのレポートを日本の雑誌に紹介。 客船の撮影コーディネートの仕事をきっかけにクルーズの世界へ入り、20年以上にわたってクルーズ専門誌へ記事や写真を掲載するかたわら個展も多数開催している。