ミーソン遺跡を見学した後は、昼食をはさんでホイアン旧市街へと向かいました。ホイアンは朱印船貿易の拠点となった場所で、江戸幕府が鎖国を行うまでは日本人街が築かれるなど、日本人にとっては縁の深い場所です。 チャンフー通りの福建会館、貿易陶磁博物館、そして日本人が架けたという来遠橋(日本橋)を皆さんと一緒に見学して、後は自由行動となりました。 皆さんは買い物などに行かれたようですが、私は集合時間までの間、トゥボン川沿いの遊歩道で川面に映る世界遺産の町並みを眺めていました。
著者紹介 大木 信哉 東京都江東区出身 1980年代より、インドネシアのバリ島をはじめ、アジア各地で人々の生活や文化などをテーマに撮影取材を続けている。 2012年には、写真展『心のキューバ』を、東京、大阪、福岡、名古屋の四都市で開催。 活動の場はアジアだけにとどまらず、ラテンアメリカにも広がっている。