フォトエッセイ

Cruise:2013世界一周クルーズ(245)

屋久島

緯度:N 30度 33分

経度:E 130度 48分

天気:晴れ

気温:20.5度

速度:17.2ノット


海域:日本近海

寄港地:航海中

昨夜はほとんど揺れなかったので、私は船上にいることを忘れていた。しかし目覚めると、どこもかしこも青い海。ここは非日常の世界なのだ。
朝の船長の放送では、「前方にクジラがシオを吹いてます。イルカの群れが見えます。イルカはいまもまだ、前方を飛び跳ねています」
早々とクジラやイルカが出現して、2013年の世界一周クルーズも期待を裏切らない展開になりそうだ。
お昼近くにバルコニーに出てみると、目の前に種子島が広がっていた。それなら前方に屋久島が見えるはずと、スカイデッキに上がってみると、遠くにそれらしい島影が、ぼうっとかすんで見えた。
フォーシーズン・ダイニングルームで天麩羅そばをいただき、その後、リドデッキでデザートのフルーツとケーキをいただこうと11デッキに移動すると、右舷間近に屋久島が接近していた。
高い山がなくて穏やかな表情の種子島と違って、屋久島は頂上を雲に覆われた険しい山々がそびえ、見るからに人を寄せ付けない神秘的な佇まいである。

著者紹介

青木 勝

1944年生まれ。東京工芸大学卒業後、スポーツニッポン新聞東京本社を経てフリーに。70年、日本航空嘱託契約カメラマンとして飛行機を撮りはじめる。航空雑誌、カメラ雑誌などに、飛行機写真を連載、写真展開催などで飛行機の魅力を広め、独自の飛行機写真の確立と発展
に努める。「2000年 世界一周クルーズ」、「2004年 南極・南米ワールドクルーズ」、「2009年 世界一周クルーズ」に乗船。(社)日本写真家協会会員、(社)日本旅行作家協会会員

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