フォトエッセイ

Cruise:2013世界一周クルーズ(245)

ペーナ宮殿

緯度:N 38度 43分

経度:W 9度 7分

天気:晴れ

気温:23.0度

速度:0ノット


海域:北大西洋

寄港地:リスボン

大きな岩を意味する「ペーニャ」から名づけられた、14世紀から15世紀にかけて造られた修道院をもとに、地形を利用して建てられた夏の別荘。
門を入って宮殿の前に出ると、魔除けという怪物の浮き彫りが目に飛び込んでくる。水木しげる氏の描く妖怪を連想させる。ベレンの塔にもあった、船を守るロープの模様が、壁面をうねうねと飾っている。
「ここからの眺望を楽しみましょう」と、まずは城壁を歩く。ところどころに見張り用の塔のある城壁は狭く、下は絶壁。見学するには、山道を登山感覚で歩かなければ行けないというムーアの砦が下方に見える。中世の世界に迷い込んだような光景。
さらに遠く大西洋やテージョ川までが見える。高さにゾクゾクするような城壁を歩いてから、王宮内に入った。
ここもシントラ王宮に負けず劣らず、階段と狭い出入り口でつながった部屋、部屋、部屋。室内は魔除けほど奇妙ではなかったが、極めて個性的な面白い宮殿。

著者紹介

青木 勝

1944年生まれ。東京工芸大学卒業後、スポーツニッポン新聞東京本社を経てフリーに。70年、日本航空嘱託契約カメラマンとして飛行機を撮りはじめる。航空雑誌、カメラ雑誌などに、飛行機写真を連載、写真展開催などで飛行機の魅力を広め、独自の飛行機写真の確立と発展
に努める。「2000年 世界一周クルーズ」、「2004年 南極・南米ワールドクルーズ」、「2009年 世界一周クルーズ」に乗船。(社)日本写真家協会会員、(社)日本旅行作家協会会員

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