明日はいよいよ最後の寄港地ホノルル入港である。 アカプルコを出港してから、船内のBGMはハワイアン一色になり、ウクレレ教室をはじめとして、フラ教室や、ククイの実ブレスレット作り教室、パレオの結び方教室、ハワイアンショーがあり、各ショップでもアロハシャツやムームー、ハワイの小物やアクセサリーを並べて、飛鳥船内はハワイムードに包まれている。そして、その集大成とも言えるのが、「ハワイアンデッキディナー」。 会場の入り口でレイをかけてもらい、午後6時過ぎ、まだ日差しの強いプールサイドに出る。プールを取り囲むようにして肉料理、野菜料理、パン、フルーツが並び、リドカフェ&リドガーデンには、各種アルコール類とソフトドリンク、うどんや煮物、お赤飯と鳥五目御飯のおにぎり、各種の漬物などのほかに、デザート、アイスクリームが用意されている。 舞台では、ハラウ・フラ・オラナのメンバーがハワイアンを奏で、ドワイト・アイゼンハワーさんも登場して、最後はみんなでフラを踊った。
著者紹介 青木 勝 1944年生まれ。東京工芸大学卒業後、スポーツニッポン新聞東京本社を経てフリーに。70年、日本航空嘱託契約カメラマンとして飛行機を撮りはじめる。航空雑誌、カメラ雑誌などに、飛行機写真を連載、写真展開催などで飛行機の魅力を広め、独自の飛行機写真の確立と発展 に努める。「2000年 世界一周クルーズ」、「2004年 南極・南米ワールドクルーズ」、「2009年 世界一周クルーズ」に乗船。(社)日本写真家協会会員、(社)日本旅行作家協会会員