6月15日に「いったいどんな教室なのか、誰が講師なのか、ブルース・リーのように奇声を発してカンフーの型を演じるのか興味津々だったが、忙しさにかまけて気づいたら教室が終わっていて、すべては謎のまま」と伝えたカンフー教室の2回目が午後1時から開催されたので、今度こそはと、クラブ2100に勇んで出かけた。 講師は、かつてスタントウーマンや女優として活躍していたクルーズスタッフの齊藤志穂さん。なるほどそうかと納得。武術であるカンフーの基本的な型を学ぶ。2回目なので、1回目から参加している生徒は上達がはやい。新たに教わった型もたちまちマスター。ポーズが決まっている。終了後参加者に訊ねると、「勿論日本に帰ったら孫に教えるの。どうせ詳しいことは知らないから、少々いい加減に教えても、かっこいい!と尊敬の眼差しでしょう」と笑った。 講師の齊藤さんによればカンフーの発表会があるそうで、「そのときくらいは、ブルース・リーを真似て奇声をあげたいわね」と生徒さん。楽しみである。
著者紹介 青木 勝 1944年生まれ。東京工芸大学卒業後、スポーツニッポン新聞東京本社を経てフリーに。70年、日本航空嘱託契約カメラマンとして飛行機を撮りはじめる。航空雑誌、カメラ雑誌などに、飛行機写真を連載、写真展開催などで飛行機の魅力を広め、独自の飛行機写真の確立と発展 に努める。「2000年 世界一周クルーズ」、「2004年 南極・南米ワールドクルーズ」、「2009年 世界一周クルーズ」に乗船。(社)日本写真家協会会員、(社)日本旅行作家協会会員