午後2時から、荒俣宏氏による講演「ガウディとバルセロナ」。明日入港するバルセロナは、ピカソ、ミロ、ダリを生んだ芸術の街。そして、なんといってもガウディの街である。 生前は一部の人にしか認められず、生涯独身で全てをサグラダファミリア教会の建築に注ぎ込み、赤貧のうちにこの世を去ったガウディ。その、若い頃からの数々の建築物の見所を紹介して、荒俣氏の話はガウディの謎に迫る。 サグラダファミリア教会には、マリアとキリスト、その他に12人の弟子の塔などが建つことになっているが、マリアの夫であり、キリストの名目上の父の塔がない。長年この謎に取り組んできた荒俣氏の結論は、教会そのものが、マリアを守り、自分の子ではないイエスを慈しみ育てた父、大工ヨセフなのだというもの。 夜は「つのだ☆ひろ コンサート」。ベースにクリス、ギターに横田明紀男、ヴォーカルにShihoを迎え、デュエットやShihoさん、ギターのソロ演奏などをまじえ、「メリー・ジェーン」「スペイン」「ルート66」など7曲を演奏。
著者紹介 青木 勝 1944年生まれ。東京工芸大学卒業後、スポーツニッポン新聞東京本社を経てフリーに。70年、日本航空嘱託契約カメラマンとして飛行機を撮りはじめる。航空雑誌、カメラ雑誌などに、飛行機写真を連載、写真展開催などで飛行機の魅力を広め、独自の飛行機写真の確立と発展 に努める。「2000年 世界一周クルーズ」、「2004年 南極・南米ワールドクルーズ」、「2009年 世界一周クルーズ」に乗船。(社)日本写真家協会会員、(社)日本旅行作家協会会員