航海中の楽しみのひとつにショッピングがある。それぞれ個性の違う4店舗が、航海にあわせて店頭の品物をいろいろと変えていくので、6デッキを通るたびに目を奪われ、購買欲をそそられる。 サンドニ出港後、船内のショップは原色でいっぱいのアフリカモードになった。自由奔放な色使いが素敵で、親しみやすいデザイン、ユーモアあふれる素朴な味わいが魅力的である。 「フラップ フラップ」では、東アフリカで愛されている綿100%のカンガという布で作られたバッグや鮮やかなブラウス、巻きスカートなどが売られていた。まったく同じ絵柄で男性用のシャツとショートパンツもある。これならアフリカンペアルックも楽しめる。どれもみな MADE IN KENYA 。 「ペガサス」では、南アフリカのデザイナーによる手描きのドレスを販売中。 写真は、色彩あふれる「フラップフラップ」店内。
著者紹介 青木 勝 1944年生まれ。東京工芸大学卒業後、スポーツニッポン新聞東京本社を経てフリーに。70年、日本航空嘱託契約カメラマンとして飛行機を撮りはじめる。航空雑誌、カメラ雑誌などに、飛行機写真を連載、写真展開催などで飛行機の魅力を広め、独自の飛行機写真の確立と発展 に努める。「2000年 世界一周クルーズ」、「2004年 南極・南米ワールドクルーズ」、「2009年 世界一周クルーズ」に乗船。(社)日本写真家協会会員、(社)日本旅行作家協会会員