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フォトエッセイ

Cruise:2013世界一周クルーズ(245)

パナマ運河に入る

緯度:N 9度 9分

経度:W 79度 43分

天気:晴れ

気温:31.5度

速度:0ノット


海域:カリブ海

寄港地:パナマ運河

飛鳥Ⅱは、早朝午前2時半にクリストバルを出港し、いったん沖合に出てパナマ運河通峡の順番に従って、5時15分すぎに再びパナマ運河の防波堤を通過、さらにクリストバル港を通過して、6時20分すぎ、ガツンロックに接近した。
私達は6時1分の日の出を見ようと船尾に出たが、雲があって日の出は見られなかった。6時半、先にチェンバーに入っていた貨物船が次のチェンバーに進み、飛鳥Ⅱがチェンバーに向かって進み始めた時、ブリッジから、左舷側陸地の草の上にワニがいますという放送があって、スカイデッキにいたみんながいっせいに左舷側に向かった。スカイデッキから見るとオモチャのワニのように小さい。頭の中にあるワニのイメージに捕らわれてしまうと、目の前にいるのだが、見えない。見るという行為、単純なようで単純ではない。
写真は、ガツンロック1段目の扉が開く寸前にスカイデッキから撮影。写真では見えないが、左手ジャングルの手前に新運河の工事現場が見えた。

著者紹介

青木 勝

1944年生まれ。東京工芸大学卒業後、スポーツニッポン新聞東京本社を経てフリーに。70年、日本航空嘱託契約カメラマンとして飛行機を撮りはじめる。航空雑誌、カメラ雑誌などに、飛行機写真を連載、写真展開催などで飛行機の魅力を広め、独自の飛行機写真の確立と発展
に努める。「2000年 世界一周クルーズ」、「2004年 南極・南米ワールドクルーズ」、「2009年 世界一周クルーズ」に乗船。(社)日本写真家協会会員、(社)日本旅行作家協会会員

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