フォトエッセイ

Cruise:2013世界一周クルーズ(245)

サグラダファミリア聖堂内部

緯度:N 41度 21分

経度:E 2度 11分

天気:くもり

気温:18.0度

速度:0ノット


海域:地中海

寄港地:バルセロナ

2000年に訪れた時は、内部は薄暗くコンクリート剥き出しの床のあちこちで工事が行われていて、その騒音とホコリと立ち入り禁止区域ばかりで見るものが少なく、エレベーターで上にあがって、塔からの眺望を楽しむのが精一杯だったが、あれから13年。
綺麗に出来上がってきていると話には聞いていたが、内部に足を踏み入れると荘厳な美しさに満ちた聖堂に驚かされる。ステンドグラスのある窓、床、壁の周囲に巡らされた聖歌隊席。祈りの場としての機能もほぼ出来上がって敬虔な雰囲気が漂う。中央には聖壇に向かって祈る椅子が並べられ、ロープで囲ってある。
反対側の出入口、「受難のファサード」を見学後の僅かな自由時間、聖堂の中央席に向かった。厳しい顔をした係員が、「分かるのは英語かフランス語か」と訊くので「英語」と答えると、「ここでお喋りをしてはいけない。フラッシュをたいて写真を撮ってはいけない」と説明された。祭壇の前で、集合時間までの15分間、椅子に座ってサグラダファミリアの声、ガウディと建築に関わった人々の想いに耳を傾けた。

著者紹介

青木 勝

1944年生まれ。東京工芸大学卒業後、スポーツニッポン新聞東京本社を経てフリーに。70年、日本航空嘱託契約カメラマンとして飛行機を撮りはじめる。航空雑誌、カメラ雑誌などに、飛行機写真を連載、写真展開催などで飛行機の魅力を広め、独自の飛行機写真の確立と発展
に努める。「2000年 世界一周クルーズ」、「2004年 南極・南米ワールドクルーズ」、「2009年 世界一周クルーズ」に乗船。(社)日本写真家協会会員、(社)日本旅行作家協会会員

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